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三味線のTAB譜とは?文化譜との違いと作り方

三味線のTAB譜にあたる、いちばん普及した楽譜が「文化譜」です。3本の線が三味線の3本の糸、線の上の数字が左手で押さえる位置(勘所)を表します。ギターのTAB譜と考え方は近いものの、数字の意味や調弦との関係が違うので、そこを押さえておくと読み間違えません。Shami で扱えるのも、この文化譜です。

三味線のTAB譜とは

TAB譜は、音の高さを音符ではなく「どの弦のどこを押さえるか」で書く楽譜のことです。三味線では、大正期に四世杵家彌七が考案した文化譜(通称「赤譜」)が、この形の代表格で、最も広く使われています。横3本の線の上段が三の糸(高音)、中段が二の糸、下段が一の糸(低音)で、線の上に書いた数字が勘所です。0が開放弦、数字が大きいほど高い音になります。

文化譜とギターのTAB譜の違い

三味線の文化譜ギターのTAB譜
線の数3本(三味線の糸の数)弦の数だけ(通常は6本)
数字の意味勘所の番号。0=開放弦で、半音の位置は♯・♭の記号でも書くフレット番号
リズム数字の下の下線の本数で音価を書く(なし=4分・1本=8分・2本=16分)リズムを別に書くものと、省略されるものがある
調弦との関係数字は押さえる位置を示すだけ。調子(本調子・二上り・三下り)で実際の音が変わる標準チューニングが前提のことが多い

いちばん大きな違いは、表の最後の2行です。文化譜は音の高さそのものではなく「位置」を書くので、同じ数字でも調弦が変われば鳴る音が変わります。数字を音名に直したいときは文化譜の数字とドレミの対応を見てください。

文化譜以外の三味線の譜式

三味線には文化譜のほかに、家庭式譜、研精会譜、青柳譜などがあります。青柳譜は横3線で文化譜によく似ていますが、数字が位置ではなく音階を表すなど、読み方が違います。見た目が似ていても譜式を取り違えないよう、冒頭の表記や0の有無で見分けます。詳しくは楽譜の種類まとめにあります。

Shami での TAB 譜(文化譜)の扱い

できること

  • 文化譜を白紙から作る・編集する。糸と勘所の数字、音価、休符、引き、奏法記号、運指、歌詞を入力できます。
  • 作った文化譜を再生して、音で確かめる。テンポを落として練習にも使えます。
  • 紙の文化譜を写真から取り込む。AIが下書きを作り、エディタで直せます。
  • 五線譜のMusicXML(.xml / .musicxml / .mxl)を文化譜に変換して取り込む(五線譜から文化譜へ)。変換結果は下書きとして確認・修正します。

できないこと

  • ギター用のTAB譜ファイル(Guitar Proなど)を、そのまま読み込むことはできません。取り込める形式は、写真・PDF、MusicXMLです。
  • Shami の編集画面では、五線譜を表示して編集することはできません。五線譜は取り込み用の入力形式です。
  • 譜面の入力・編集は文化譜で行います。青柳譜・研精会譜など、ほかの譜式で直接入力することはできません。

Shamiはインストール不要で、文化譜エディタをログイン前から試せます。作った文化譜はその場で再生できます。

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