三味一体
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三味線のチューニング方法|チューナーの使い方と合わせる手順

三味線は演奏前に必ず糸の張り具合(音の高さ)を合わせる「調弦」が必要な楽器です。糸巻きの扱いに慣れないうちは音を合わせるだけで時間がかかってしまいますが、手順とチューナーの使い方を知っていれば迷わず短時間で合わせられます。この記事では、糸巻きの扱い方から実際に一の糸・二の糸・三の糸を合わせる手順までを順番に説明します。

糸巻きの扱い方

三味線の糸巻きは棹の上部に刺さっている木製の軸で、これを回すことで糸の張りを調整します。糸巻きは差し込んであるだけの構造のため、回すときは軸を棹側にわずかに押し込みながら回すと空回りせず、狙った音までしっかり張ることができます。急に強く回すと糸が切れたり音が跳ね上がりすぎたりするので、少しずつ回しては音を確認する、を繰り返すのが基本です。

一の糸から合わせる手順

  • まず一の糸を基準の音(多くの教則では日本音名の「ロ」= B、または調弦アプリの基準に従う)に合わせる。ここが全体の基準になるので最初に正確に合わせる。
  • 次に二の糸を、狙っている調弦(本調子・二上り・三下り)の音程関係に合わせて調整する。
  • 最後に三の糸を、二の糸との音程関係に合わせて調整する。
  • 3本とも合わせ終えたら、開放弦を順番に弾いて響きに違和感がないか最終確認する。

調弦ごとの合わせ方の違い

本調子は一の糸と二の糸が4度、二の糸と三の糸が5度の関係です。二上りは本調子から二の糸を全音上げるので、一の糸と二の糸が5度、二の糸と三の糸が4度になります。三下りは本調子から三の糸を全音下げるので、一の糸と二の糸・二の糸と三の糸のどちらも4度になります。それぞれの調弦の性格や使い分けは調弦の解説記事で詳しく説明しているので、あわせて確認してみてください。

スマホ・Webチューナーの活用

耳だけで正確に合わせるのは慣れが必要なので、慣れないうちはチューナーを併用するのが確実です。マイクで音を拾って針やメーターで高さを表示するタイプなら、部屋の中の生活音があってもある程度の精度で合わせられます。糸を弾いてメーターの表示がぴったり中央に来るまで糸巻きを微調整し、合ったら次の糸に移る、という流れを3本分繰り返せば調弦が完了します。

三味一体には調弦を確認できるチューナー機能があり、本調子・二上り・三下りのどれで練習しているかをその場で表示しながら糸を合わせられます。練習の前にまずここで音を合わせてから弾き始める習慣をつけましょう。

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