本調子の単音メロディ。同じフレーズが繰り返すので覚えやすい。
きらきら星は「アルファベットの歌」としても知られるフランス発祥のメロディで、世界中で子どもの音楽教育の入り口として使われてきました。同じ4小節のフレーズが形を変えて繰り返される構造がわかりやすく、三味線の文化譜で読む練習をする際にも「次に何が来るか」を予測しやすい曲です。
この文化譜は本調子で組まれています。本調子は三味線でもっとも基本的な調弦で、一の糸と二の糸が4度、二の糸と三の糸が5度の関係になっており、多くの教則本がここから始まります。きらきら星では同じ音型が繰り返し出てくるため、一度指の動きを覚えてしまえば残りのフレーズも一気に弾けるようになるのが大きな利点です。テンポは92とやや軽快なので、勘所を押さえる指が遅れないよう、切り替えのタイミングを意識しましょう。
最初の4小節だけを取り出して、指の運びが自動化されるまでゆっくり繰り返します。同じフレーズが後半にも出てくるので、覚えた型をそのまま当てはめられることを確認しながら通し練習に移りましょう。テンポを少しずつ上げていき、最終的に92前後で崩れずに弾けるかを録音でチェックすると仕上がりが早まります。