本調子・原典MIDI(1876年譜)から機械変換した1番まるごと。
大きな古時計はアメリカの原曲「My Grandfather's Clock」を日本語詞で親しまれてきた唱歌で、時を刻む時計の律動的なリズムが印象的な一曲です。この文化譜は原典の楽譜データから1番をまるごと機械変換したもので、原曲の音の運びを忠実に三味線に置き換えています。
調弦は本調子。原曲がテンポよく物語を語る曲だけに、文化譜も音符の出入りが多く、単音がしっかり続く中級への橋渡しに向いた難度感になっています。歌詞の「チクタク」という時計の刻みを思い浮かべながら弾くと、拍の均等さを保ちやすくなります。テンポは76で、無理のない速さで一つ一つの音を丁寧に置いていくことが求められる曲です。
1番全体を通して弾く前に、フレーズの区切りごとに区間を分けて練習すると全体像をつかみやすくなります。歌詞を思い浮かべながら弾くと、どこで一区切りつくかが体で覚えやすくなるでしょう。仕上げに録音で聴き返し、テンポが走ったり遅れたりしていないかを確認してから、次のさくらさくらより難しい曲へのステップアップとして活用してください。